「変形性膝関節症」は膝に痛みが出る代表な疾患で、膝関節の軟骨がすり減ることにより、次第に骨や関節が変形していく病気です。
女性は男性よりも4倍なりやすく、国内では変形性膝関節症によって症状が現れている方は約800万人と推定されています。 加齢が主な原因とされているため、40歳以降の発症が多くみられますが、膝の痛みや違和感を「老化現象」と考え、治療に繋がらないことも多い病気です。
PRP-FD治療は初期だけでなく進行期にも適応があるため、ヒアルロン酸の効果があまりない方でも改善が期待できます。
今ままで普通に出来ていたことが痛くて出来ない。
PRP-FD治療後、ウォーキングやゴルフなど、スポーツや趣味を再開できた方がいます。
初期の段階ではもちろん、進行期の痛みに対しても効果が期待できます。
女性は男性よりも4倍なりやすく、国内では変形性膝関節症によって症状が現れている方は約800万人と推定されています。 加齢が主な原因とされているため、40歳以降の発症が多くみられますが、膝の痛みや違和感を「老化現象」と考え、治療に繋がらないことも多い病気です。
PRPとは、Platelet-Rich Plasma(多血小板血漿)の略称で、血液を遠心分離して得られる血小板の濃度を高めた液体のことです。この液体を活用した治療をPRP療法といいます。
PRP療法は患者さん自身から採血した血液を上記のように活用する治療法で、主に関節の痛みに活用されています。
血小板には様々な成長因子が含まれます。具体的には細胞や血管を作り出すことを手伝うPDGFと呼ばれる成分や、骨芽細胞やコラーゲンの増殖を促すTGF-βなどが含まれています。(*1)
怪我をしてもカサブタになり、さらに時間が経つと治るという経験は多くの人がするものですが、これは上記に説明した血小板に含まれる成長因子が影響しています。
PRP療法とは、これら成長因子を含んだ血小板を、遠心分離によって通常の血中濃度より3〜5倍濃くして患部に注射する治療です。(*2)
様々な領域で活用され始めていますが、整形外科領域においては変形性膝関節症を中心に関節疾患へ活用され、主に疼痛軽減を期待します。
当院で採用しているPFC-FD™療法とは、上述したPRP療法を応用した技術です。
PFC-FD™療法とPRP療法が違うのは、クリニックで患者さんから採血したあと、その血液をセルソース株式会社に輸送、厚生労働省から特定細胞加工物製造許可を受けた「セルソース再生医療センター」にて加工を行う点です。
そこで従来のPRP同様に血小板の濃度を高める遠心分離を行いますが、それだけではなく、血小板に含まれる成長因子を取り出し活性化させます。また、同時に白血球成分をはじめとした細胞成分を取り除くため、従来のPRP療法よりも注射後の痛みが比較的出にくいと言われています。
その後、凍結乾燥(フリーズドライ)加工を施し、長期の保管を可能にすることで、患者さんのお好きなタイミングでの施術を可能にしています。
*1…FUNCTIONAL FOOD RESEARCH 16 (2020) 「変形性膝関節症に対する新しい治療“PRP療法”について」齋田良知 *2…「THE USE OF PLATELET-RICH PLASMA IN SYMPTOMATIC KNEE OSTEOARTHRITIS」THIEME MEDICAL PUBLISHERS 333 SEVENTH AVENUE, NEW YORK, NY 10001, USA. TAYLOR M. SOUTHWORTH , NEAL B. NAVEEN , TRACY M. TAURO , NATALIE L. LEONG , BRIAN J. COLE
などの患者様やスポーツをされる方が多いですが、その他でお困りの方もお気軽にご相談ください。
※本治療は公的保険の適応外であるため、費用全額を患者様ご自身にご負担いただきます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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09:30〜13:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
15:00〜19:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
△:土・日|9:30~13:00・14:00~17:30
休診日:祝日
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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09:30〜13:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
15:00〜19:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
△:土・日|9:30~13:00・14:00~17:30
休診日:祝日
お電話またはWEB予約にてご予約をお取りください
専門のスタッフより、膝関節の再生医療に関する詳しいご説明を行います。
また、気になることなど何でもご相談ください。
静脈より血液を49mlを採取します。
患部に注射を行います。
その際の入院、手術は不要で、注射のみで完結します。